外来・診察

Outpatient

検査・治療機器

   高気圧酸素治療装置

当院では米国セクリスト社製高気圧酸素治療装置Model2800J)を導入致しております。
高気圧酸素治療は、多くの虚血性疾患に対して有効であることが立証されております。
また、本装置は透明ドームのため、患者さんに安心感をあたえると共に従来の一人用装置では成し得なかった高度の治療を行うことができます。

主な適応症
減圧症又は空気塞栓
急性一酸化炭素中毒、その他のガス中毒
重症軟部組織感染症(ガス壊疽、壊死性筋膜炎)又は頭蓋内膿瘍
抹消血管障害
脳梗塞
重症頭部外傷後若しくは開頭術後の意識障害又は脳浮腫
重症の低酸素脳症
腸閉塞
網膜動脈閉塞症
突発性難聴
放射線又は抗癌剤治療と併用される悪性腫瘍
難治性潰瘍を伴う抹消循環障害
皮膚移植、脊髄神経疾患

高精細最新型128スライスCT装置

2018年5月に最新鋭の128スライスCTを導入しました。
今回導入したCTでは従来の撮影時における息止め時間短縮や、細かい写真をとることが可能という特徴に加え、さらなる低被爆・高画質を実現した最先端の画像再構成テクノロジーを搭載しており、被曝に対して安心かつ安全にCT検査をうけていただけます。 
このCTは、心臓カテ-テル検査に匹敵する詳細な画像が得られ冠動脈の狭窄や閉塞の診断ができます。また、心臓カテ-テル検査ではできなかった壁性状の評価も可能で治療方針の決定に役立てることができます。

 

磁気共鳴撮影装置(MRI)

当病院では患者様に最良の検査、最善の治療を受けていただけるよう最先端の設備を整えています。
MRIはX線の被曝なしに頭部から足先までの全身のさまざまな部位の検査が可能です。特に頭部領域においては短時間で高分解能画像が得られ、従来では見えなかった非常に微細な血管も描出できるようになり、脳血管の3D画像も非常に細かい部位まで見えるようになっております。
またMRI2台体制で待ち時間の短縮に貢献しています。

写真:磁気共鳴撮影装置(MRI)

血管造影X線診断装置

当院では平成29年11月より、最新鋭の血管造影X線診断装置(フラットパネルディテクタ搭載血管撮影装置:Allura Xper FD20/20)を導入しました。
血管造影検査は、X線透視やMRI画像、CT画像などを見ながら体内に細い管(カテーテルや針)を入れて行います。造影剤を用いてリアルタイムで血管像を描出することができ、血管の異常や血流の豊富な病変等を見るのに適します。またXperCTいう機能は、CTと同様の情報を取得し、診断、治療計画、フォロ-アップを強力にサポートします。

新たに導入された血管造影X線診断装置

その他に、低侵襲治療法として、カテーテルを使ったIVR(Interventional Ragiology)と呼ばれる血管内検査・治療法を行っています。開頭手術を必要としないため、身体に与える負担が少なく、病気の場所だけを正確に治療でき、入院期間も短縮できるなど優れた特徴を持っています。

XperCT
CT Like
3D表示
脳動脈瘤へのコイル塞栓術
手術前
手術後

外科用X線TV装置

新しく『外科用X線TV装置』を導入したしました。
外科用X線装置とはリアルタイムでレントゲン映像を提供してくれる装置です。
当病院では下垂体腫瘍の手術時(ハーディ法)、飲み込み機能を評価する嚥下造影検査時、脊柱管内の神経が圧迫、狭窄している場合にその位置や程度を調べるために行う脊髄造影検査時・脊髄の硬膜外腔に麻酔を入れて神経の炎症を抑えて痛みをとる神経ブロック時など、幅広く使われています。
開院当初から使用しておりました装置より高画質・低被曝になったうえ、見た目もコンパクトになり患者様への圧迫感もなくなりました。

写真:外科用X線TV装置
嚥下造影検査
神経ブロック

PACS(画像保存通信システム)

CT・MRI・レントゲンなど超音波診断装置等の医用画像をコンピューター(サーバー)へ保存し、検索、アクセスできるシステムです。フィルムレス診断で、検査直後に院内コンピューターにて、様々なモダリティーの確認、前回比較も容易に行う事が出来ます。

遠隔画像診断システム

内臓疾患等については、IT技術を活用することにより、放射線専門医に遠隔画像ネットワークで診断をお願いしています。

脳波計

頭に20個ほどの電極をのり(ペースト)で貼り付けて、脳の活動による微小な電位を波形として記録する検査です。
てんかんなどの診断に用いられます。

写真:脳波計

筋電図・誘発電位検査装置

誘発筋電図は、腕や足の末梢神経を電気刺激し、刺激から反応の時間を測定して、神経の刺激伝導の具合(神経伝導速度)を評価します。
その他、聴覚脳幹反応(ABR)、体性感覚誘発電位(S-SEP)を行なっています。

写真:筋電図・誘発電位検査装置

超音波診断装置

超音波検査(エコー検査)とは、超音波を対象物に当て、その反射を映像化することで対象物の内部の状態を調べることができる画像検査法の1つです。
当院では、頸部超音波検査・心臓超音波検査を行なっています。

写真:超音波診断装置

心電計

心臓から発せられる電気信号を体の表面から記録するもので、不整脈や心臓の状態(肥大・虚血等)を評価する為に行われる一般的な検査です。
ベッドに仰向けに寝て頂き、胸と手首・足首に電極を付けて検査します。